子ども入院と予防接種
子どもの入院について、病気によっては、入院しなくても良くなる可能性があります。
子どもが感染症になったとき、それが重症になると入院しなければならない場合がほとんどです。
ところが、予防接種を受けることによって、病気をできるだけ寄せ付けないようにすることができます。
予防接種の場合、しなければいけない注射と任意での注射の二種類があります。
双方とも、感染してしまうと命に関わる深刻な病気を回避します。
定期接種の種類としては、MR、ポリオ、三種混合ワクチンなどがあり、これらについては国からの補助が受けられるので料金不要で受けることが可能です。
加えて、最近になって髄膜炎を予防するためのヒブと肺炎球菌の予防接種も受けられるようになりました。
任意接種になると料金が発生しますが、この二つの予防接種は、お住まいの市区町村で料金不要で受けられることが少なくありません。
それから、インフルエンザやおたふくかぜのようなワクチンもまた任意接種に属します。
以上のようなワクチン接種することによって、症状が出たとしても重症化を防ぐので、入院しなくて済むでしょう。
予防接種というのは、ワクチンの種類及び子どもの年齢に従い、接種をする頻度や回数が決まってきますから、必ず確認の上受けるようにしましょう。
また、単に風邪だと信じて病院になかなか行かなかったがために、診てもらったときには酷い症状で入院して治療をしなくてはいけないケースもあります。
子どもがどんな様子でいるのかに注意し、いつもと違うことがあれば早めに医療機関を受診すると良いでしょう。
いつも一緒の病院で子どもを診てもらうようにすれば子どものこともよくわかってもらえて、スピーディーに対処してもらうことにより、最悪の事態を免れることもできるようになるのです。
夜間など病院の診察時間外は、病気や怪我をした場合慌ててしまうでしょう。
そのような際にも、前々から夜間診療に対応している病院を頭に入れておけば落ち着いて行動できるはずです。