子ども入院と感染症
幼児期に入った子どもは外で遊ぶようになったり、集団で生活を送ることも増えるので数多くの病気になる危険が出てきます。
最も気を付けなければならないのは感染症で、周囲の子どもたちがかかっているとうつってしまう可能性も高いですし、状態にもよりますが症状が進んでしまって、入院に至る可能性もあります。
子どもが肺炎球菌やヒブにかかると死んでしまう恐れもある髄膜炎や肺炎といった恐ろしい病気にかかってしまうケースもあり、結果的に入院しなくてはいけなくなるでしょう。
とはいえ以上の感染症というのは、ワクチン接種が数年前に用意され、予防接種によって感染率をぐっと下げることができました。
入院の理由として肺炎というのは、子どもの中、特に幼児期では最多となっており、特にこの頃頻繁に見受けられるのはマイコプラズマ肺炎という病気です。
飛沫感染によってこの肺炎は発症し、せきをずっとするが平熱で、熱が出たとしても微熱ほどだと言われています。
そういうわけで、専門家であっても風邪の症状と判断がつきにくくすぐに発見されないことがあります。
マイコプラズマ肺炎に感染した子どもは、一週間程度入院して治療を行うことが多いようです。
その上、肺炎というのはおたふく風邪や風邪などから症状が現れる危険があります。
そして幼児の子どもの入院の原因としてよく見られるのは、幼い子どもであればあるほど酷い症状になる気管支炎です。
気管支炎が悪化すると、症状が良くなるまで入院が必要だとされています。
幼児の入院というのは、保護者の付き添いが必要不可欠です。
子どもは入院している間、自宅に居るときとはかなり変わってくるために警戒心が強くなり、気持ちが不安定になる場合もあります。
だから、保護者は普段にも増して子どもの気持ちを読み取ってあげることが不可欠と言えます。